誰もが美味しく、楽しく食事をしたいと思っています。1人で食事をするときは、どんな食べ方をしても良いですが、友達や家族、会社の上司やお客様と食事をするときは、しっかりマナーを守って食事をしましょう。テーブルマナーを知っているだけで「ワンランク上の男性」に見られます。
私もテーブルマナーには疎く、良く上司や先輩から注意を受けることがあり、そこまでしなくてもと最初は思いました。
ただ、社外の人と食事をする機会が増えると、普段よりも高級なお店に行くこともあり、テーブルマナーを知らないと恥をかくこともあります。
逆に、テーブルマナーを知っていると仕事ができる男性に見られ、仕事や商談など格段にうまくいきやすくなるでしょう。
テーブルマナーを覚え「ワンランク上の男性」を目指しましょう!
テーブルマナーとは

テーブルマナーとは食卓作法とも言われ、食事を楽しく・和やかにするためにあります。また、世界に通用するマナーの基本になります。
友達とレストランで外食をした際に、大声で話したり、店員さんに暴言を吐いたりなど、不快に思ったことはないでしょうか。
ビジネスの場合だと、不快に思われたら何も言われずに契約終了になることも。
テーブルマナーは「周囲の方への気遣い」の意味もあり、周りの方に対して尊敬の心をもって接するこで、食事の場面をスマートでオシャレに振る舞うための暗黙のルールとなります。
では、テーブルマナーを身に付けるメリット・デメリットをご紹介します。
テーブルマナーのメリット3つ

テーブルマナーのメリット① 幅広い人間関係を構築できる
デーブルマナーを身に付けることで経営者やオーナー、会社役員などと話す機会が増え、人脈を広げることができます。
経営者などは仕事以外のマナーを大事にする方が多く、食事などでテーブルマナーを身に付けていると様々な仕事を紹介してくれる可能性も。
テーブルマナーのメリット② 稼げる力が身に付く
多くの男性が稼ぎたいと思っているでしょう。
テーブルマナーを身に付けることで経営者や会社役員とのつながりが増え、多くの仕事を依頼されやすくなります。
また、会食時は会話に集中し、様々な考え方や価値観を吸収できるので、多くのことが学べ、ご自身のスキルアップができるでしょう。
テーブルマナーのメリット③ 健康になれる
接待などで使用するお店は良い食材を使っているお店が多いでしょう。
カップラーメンやハンバーガーなどと比べると、健康に良いものを食べられます。
テーブルマナーのデメリット2つ
テーブルマナーのデメリット① 覚えるのが大変
テーブルマナーは基本から応用まで、覚えることが多いです。作法はもちろん、和食、洋食、中華などでもマナーが異なるため、時間と労力がかかります。
ただ、マナーを身に付けると一生分の価値になるでしょう。
テーブルマナーのデメリット② お金や時間がかかる
身に付けるまでには時間がかかります。マナーに関しては本や動画など、様々なもので紹介されています。本を購入するにはお金がかかりますし、動画をみる時間もかかります。
また、いきなり本番というよりは、事前にお店に行きテーブルマナーの練習などする方もいるでしょう。
何度もインプットとアウトプットを繰り返すことが大事になります。
服装(ドレスコード)

服装はかなり重要です。例えば結婚式にTシャツとジーパンではいかないでしょう。
基本的に男性は「スーツ」と「ネクタイ」、「革靴」です。お店によってドレスコードのレベルが異なるため、事前にチェックすることをおすすめします。
どんなお店でもデニムやTシャツ、スエットやサンダルは避けましょう。
押させておきたい基本マナー5つ

では、最低限抑えておきたいテーブルマナーをご紹介します。まずは5つを完璧にマスターし、次のステップに行きましょう。
ナイフとフォークは外側から使う
着席すると「カトラリー」と呼ばれるフォークやナイフがセッティングされています。基本的には外側から使いましょう。
もし間違って多く使っても店員さんが対応してくれるので安心。
食事は左側から食べる
出てきた料理は左側から食べましょう。
魚料理や肉料理など、食べやすい大きさに切って食べます。初めにすべて切ることはNG。気をつけましょう。
食事中は音を立てない
食事中は音を最小限にするのがマナー。
お皿とフォーク、ナイフが接する音やスープをすする音などタブーですので、最新の注意を払いましょう。
お皿は持ち上げない
洋食の場合、食器を置いて食べるのが基本。
お皿に残ったスープを飲むために、お皿を傾けるのはOKです。スープをすくいやすくなり、音も立ちにくくなります。
また、カトラリーを持ったまま、身振り手振りやおしゃべりするのはNGです。カトラリーの先端を人に向けるのもやめましょう。
グラスを持ちながら料理を食べたり、カトラリーを持つのもNGです。
物を落としても拾わない
結構やりがちですが、カトラリーやナプキンを落とした場合、自分で拾ってはいけません。店員さんが拾ってくれて、交換してくれるのを待ちましょう。
店員さんが気づいていない場合は、そっと手を挙げて呼びましょう。「すみません」と声を出すのはNGです。
やってしまいがちなNG行動3つ

最後に、ついやってしまいがちなNG行動をご紹介します。普段、何気なくやっている行動がNG行動ということもあるので、ご注意ください。
自分のハンカチをテーブルに置く
口や手を拭く際は、必ずお店のナプキンを使いましょう。ご自身のハンカチを使う行為は「この店の葉ナプキンは汚くて使えません」という意味になり失礼な行為です。
ハンカチはバックの中にしまっておきましょう。
料理にかぶりつく
一口サイズの料理以外はナイフで切り分けましょう。
料理にかぶりつく行為は、品のない人だと思われ、ご自身だけでなく同席者にも恥をかかせることになります。
パンくずを集める
パンくずを自分で処理するのはNG行為です。一カ所に集めるのもしてはいけません。洋食では、全てお店の人に任せるのがマナーです。
また、パンの食べ方ですが、お皿の上で一口サイズにちぎり食べるのがマナーです。かぶりつく行為はやめましょう。
さいごに
テーブルマナーはいかがでしたでしょうか。結構、やっている方も多いでしょう。ただ、マナーを覚えるとより食事が楽しくなります。
これからもテーブルマナーに関してお伝えいたします。
<参考サイト>
テーブルマナー
youshokki.com
服装(ドレスコード)、入退店時の注意点からナイフやフォークの使い方まで。洋食のテーブルマナーをおさらいしよう
https://haraheri.net/article/985/western_table_manners#toc-14